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外壁塗装の木部塗装のタイミングと施工の流れを写真を使って解説

  • 2016年7月6日
  • 工事の流れ・工程
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外壁塗装の付帯部である木部塗装ですが、費用を理由に見送られる方も少なくありません。

特に木部の塗装は外壁よりも劣化の進行が早く、5~8年ほどが塗装の目安となります。

そこで、この記事では、外壁塗装の木部塗装に最適なタイミングと塗装工事の流れについて詳しく解説します。

1.木部塗装に最適なタイミング

木部塗装

まず結論から申しますと、木部塗装の適切なタイミングは”外壁塗装と一緒に行う”のがベストです。

外壁塗装を行う方の中には木部塗装が含まれる、付帯部の塗装工事を行わない方もいらっしゃいますが、付帯部の塗装は外壁塗装のタイミングで一緒に行うことが最適なタイミングと言えます。

特に、木部の破風板や軒天、お鼻隠しと呼ばれる屋根の先端部分はハシゴを使用した塗装が難しく、結局足場を使用します。

そのために、足場が設置されている外壁塗装のタイミングで木部の塗装や付帯部の塗装を行うことがベストなのです。

2.木部塗装の施工の流れ

基本的に木部や鉄部と呼ばれる付帯部の塗装工程は、外壁塗装と同じで下記のような流れになります。

  1. 下地調整
  2. 下塗り
  3. 中塗り
  4. 上塗り

それでは、各工程別に具体的に解説いたします。

1,下地調整

木部ケレン

ケレンと呼ばれる下地処理を行います。特に、木部は水を吸いやすく伸縮を繰り返すことから、塗装が剥がれやすく、その剥がれた塗装を削りとる作業をケレンといいます。また、表面をザラザラさせることで、下塗り塗料の吸着を良くする働きがあります。

2,下塗り

木部下塗り

木部の下塗りには木部専用の下塗り材を使います。主に塗膜が柔らかく、伸縮性があるウレタン系の塗料が使用されます。木部用の下塗り材で代表的なのは日本ペイントの(一液ファインウレタン)などがあります。

3,中塗り

外壁塗装木部上塗り

破風板やお鼻隠しなどの木部は激しい紫外線にさらされることから、シンナー系のシリコン塗料がベストです。

4,上塗り

木部上塗りハケ

外壁塗装同様に上塗りには中塗りと同じ塗料が使用されます。

まとめ

外壁塗装の予算を考慮して木部の塗装をしない人も多いですが、足場費用や職人さんの手間などを考えると、外壁塗装の際に木部塗装や付帯部の塗装まで行ってしまうのがベストです。

また、外壁塗装で使用する塗料の耐用年数にもよりますが、付帯部のメンテナンスを外壁塗装のメンテナンスサイクル合わせることで、効率的な住宅メンテナンスを行うことができます。

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