外壁塗装の工程と作業の流れを理解しよう

  • 2016年6月28日
  • 工事の流れ・工程

外壁塗装・屋根塗装を行うまえに、ある程度工事の内容と工程を理解しておきましょう。

外壁塗装の工事内容を理解せずに、すべてを業者に任せっきりにしてしまうと、工事か適切に行われているのかどうかの判断がつきません。

すべてを業者任せにせずに「その作業にどんな意味があるのか?」ということを理解しておくと、トラブルなく家の塗り替えができます。

今回は、外壁塗装・屋根塗装の工程・流れについて具体的に解説していきます。

外壁塗装・屋根塗装の工程

まずは、外壁塗装の流れと工程について見てみましょう。

  1. ご近所への挨拶回り
  2. 足場の設置
  3. 外壁・屋根の高圧洗浄
  4. 塗り前の下準備・養生
  5. 下地処理・調整(ひび割れ、剥がれ、ふくれなどの処理)
  6. 外壁の下塗り(一回目・下地によっては2回~3回)
  7. 外壁の中塗り(2回目)
  8. 外壁の上塗り(仕上げ塗り・3回目)
  9. 屋根サビ止め塗装
  10. 屋根の下塗り(下地によっては2回~3回)
  11. 屋根の中塗り
  12. 屋根の仕上げ塗り
  13. 付帯部の仕上げ塗り
  14. 確認検査・足場撤去

以上が外壁塗装、屋根塗装の施工工程です。

それぞれ、具体的に解説します。

工程1 ご近所への挨拶回り

ご近所ご挨拶

外壁塗装工事は足場の設置などでトラックの出入りがあったり、足場を設置する際はどうしても大きな音が出てしまいます。また、シンナーなどの匂いが発生したりすることから、近隣住民に不便をかけるようになってしまいます。

その為に、予想される近隣住民からの苦情やトラブルを避ける為に、工事期間や工事内容など事前に近隣住民に伝える為に、挨拶回りを行います。

近隣住民とのトラブルの芽を摘み、気持ち良く工事に臨む為にも近隣への挨拶回りは重要な工程なのです。

工程2 足場の設置

外壁塗装足場

外壁塗装工事を始めるにあたって、まずはお家を一周するような形で足場を設置します。

これは、塗装職人がスムーズに作業行える為に設置するものであり、職人の安全を確保する為に必ず設置します。

そして、足場が組みあがったら、飛散防止ネットを張ります。

飛散防止ネットは塗装が飛び散り、近隣への住宅に飛散することを防止する役割があります。

工程3 外壁・屋根の高圧洗浄

外壁塗装高圧洗浄

足場と飛散防止メッシュの設置が完了したら次は、高圧洗浄で家の外壁を洗い流します。

ワックスを塗る前に、車を洗車することと同じです。

外壁や屋根の汚れを一度キレイに洗い流す工程を高圧洗浄と言います。

外壁塗装の高圧洗浄の詳細はこちらから。

工程4 養生

外壁塗装養生

サッシや玄関のドアなど、塗装をする必要のない箇所をビニールで保護する工程を養生と言います。

実はこの養生は外壁塗装の工程の中で「出来栄え」を左右する重要な工程で、「塗装の境界線を真っ直ぐ出す」など仕上がりを左右する重要な工程です。

工程5 下地処理・調整(ひび割れ、剥がれ、膨れなどの処理)

外壁塗装下地調整

この下地処理で外壁の、ひび割れ、剥がれ、膨れなどの外壁の既存の劣化箇所を補修します。

工程6 外壁の下塗り(1回目)

外壁塗装下塗り

足場の設置、高圧洗浄、養生、下地調整を経ていよいよ、塗装工事が始まります。

塗装工事は基本的に”下塗り”→”中塗り”→”上塗り”という3回の重ね塗りが行われます。

その中で、まず塗装の初めに行われる作業が「下塗り」で、外壁にしっかりと塗料を定着させる為の接着剤のような役割を果たします。

この下塗りの後に続く、”中塗り”、”上塗り(仕上げ塗)”の塗料が壁にしっかりと定着するように、外壁との密着性を高めるための作業です。

工程7 外壁の中塗り(2回目)

外壁塗装中塗り

シーラーによる下塗り(1回目)が終わるといよいよ、施主が決められた塗料を使用しての塗装になります。

“中塗り(2回目)”と”上塗り(3回目)”は同じ塗料を使用するのが基本なので、業者によっては「上塗り2回」と呼ばれることがあります。

この中塗り工程は1回目に塗装をした”下塗り材”をコーティングする目的と、3回目の上塗りの下地としての役割があります。

この中塗り(2回目)を行うことで、下地材を保護すると同時に、外壁に色をつけて美観的に美しく完成させることができます。

工程8 外壁の上塗り(3回目)

外壁塗装上塗り

工程9 屋根のサビ止め塗装・下地処理

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外壁と同様、屋根塗装も基本的に工程は同じです。

そもそも、屋根の劣化は長年の雨やホコリなどが蓄積することから、外壁と比較すると汚れが落ちにくいのが特長です。

特に高圧洗浄でも汚れが落ちない場合、塗装では対応できないこともあり、葺き替えや、カバー工法と呼ばれる”重ね葺き”工事も検討しながら、慎重に工法を見極めることが重要です。

コロニアル屋根の場合、棟をカバーする為に金属の板金(トタン)が覆いかぶさっています。

この板金部分もサビ止め塗料が乗りやすくする為に、サンドペーパー(紙ヤスリ)や電動のサンダーなどで、サビやピンホールなどを丁寧に削り取って、下地を調整していきます。この作業を「ケレン」と呼びます。

このケレンは外壁の鉄部や木部の塗装でも行われ、塗面の荒れた面をなめらかにして、塗装しやすい状態にする作業です。

この”ケレン”しっかりしていないと、本来10年の耐用年数がある塗料でも、2~3年で塗装が剥がれてしまうこともあるので、細かくチェックしながら作業を進めてもらいましょう。

工程10 屋根の下塗り

屋根下塗り

工程11 屋根の中塗り

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工程12 屋根の上塗り

外壁塗装屋根上塗り

外壁と同様に中塗りと同じ塗料で上塗り(仕上げ)を行います。

この屋根の上塗りは最終的な外観の見た目と屋根の耐久性を決定する、最後の仕上げとなります。

塗料の”ムラ”や”溜まり”がないように均等に塗っていきます。

当たり前のことですが、この仕上げ塗を丁寧に行うことで、紫外線や酸性雨などでの劣化を抑制し、塗料によっては汚れやカビにも耐性を持つようになるので、長期的に家の外観を美しく保つことができるようになります。

工程13 付帯部の塗り(下塗り→中塗り→上塗り)

外壁塗装付帯部

まず、付帯部というのは「破風板」、「軒天」、「雨樋」、「水切り」、「幕板」、「雨戸」、「戸袋」などを指すのが一般的です。

これら付帯部も外壁と同様に、鉄部(雨樋、柵、雨戸)は”ケレン”などの下地処理を行います。そして、下地が整ったら下塗りでサビ止めを塗り、中塗り、上塗りと3回塗りを行いrます。

鉄部同様、木部(軒天、破風板)なども、”下塗り”→”中塗り”→”上塗り”の3回塗りを行います。

建物の隅々まできっちりと塗り分け、塗装工事の仕上げとなります。

工程14 最終確認・足場撤去

外壁塗装工事のすべての工程が終了したら、養生で使用していたテープやビニールを取り外し、仕上がり状態の最終確認を行います。

最終確認には施主も参加しながら、仕様書と照らし合わせながら確認を行います。気になる箇所は指摘し修正してもらい、満足のいく仕上がりではない場合は、塗装業者と話し合い、修正を依頼します。

確認が完了したら、足場を解体し、”ダメこみ”と呼ばれる最終チェックを行い、すべてを撤去して工事完了です。

外壁塗装工事が完了するまでの期間は工事休業日を除いて、10日~14日ほどになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?屋根・外壁塗装工事の具体的な流れと施工工程がご理解いただけたかと思います。

外壁塗装で失敗しないためには、優良業者で塗装工事を行うことが最もリスク回避につながりますが、あなた自身が施工工程を理解しておくことも大切です。

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