外壁リフォームで知っておきたい種類と基礎知識

  • 2017年2月20日
  • 基礎知識

外壁は、一見頑丈そうですが、つねに雨風や紫外線などの厳しい自然環境にさらされているため、年月が経つと劣化したり破損したりするものです。

そこで今回は、外壁リフォームの3つの種類とその工程を中心に、基礎的なことについて解説していきます。

外壁リフォームの種類

外壁塗装

外壁塗装は、最も手軽な外壁リフォーム方法で、モルタルやサイディングの外壁が劣化してきた時に塗り替えをします。塗料の種類によって耐久性能が違い、高耐久の塗料ほど費用も高くなります。

現在はシリコン塗料が主流ですが、住宅の断熱効果を向上させる断熱塗料や、外壁の汚れを分解する光触媒塗料など、高機能塗料も普及しはじめています。

価格帯 80~150万円

重ね張り(カバー工法)

重ね張りは、現在の外壁材の上から外壁材をかぶせる(カバーする)リフォーム工法です。

廃材出ないことと短期間で工事ができることから、安く外壁材を新しくすることができます。

主に重ね張りで使用される外壁材はアルミやスチール、ガルバリウム鋼板などの、軽量で加工がしやすく耐久性能に優れた金属製の外壁材が使用されるのが一般的です。

表面の外壁材が新しくなるために、新築住宅のよう外観になります。

詳しくはカバー工法(重ね張り)のメリット・デメリットをご覧ください。

価格帯 130~180万円

張り替え

張り替えとは既存の外壁材を撤去して、新しい外壁材に張り替えるリフォーム工法です。外壁リフォームの中でも最も高額なリフォーム工法になります。

外壁を張り替える主なケースは、外壁材が古くなり、メーカーが定めている耐用年数を超えてしまった場合と、外壁の劣化が激しく外壁塗装や重ね張り(カバー工法)などのメンテナンスでは対応できない場合に、重ね張りによるメンテナンスが行われます。

価格帯 180~300万円

外壁リフォームのメンテナンス周期

外壁材は、大まかに分けるとモルタルとサイディングの2つで、どちらも10年前後で外壁の塗り替えをするのが一般的なサイクルです。

モルタルの場合は、下地のモルタルの傷みがなければ、10年周期で塗り替えを繰り返すことで長期間性能を保っておけますが、サイディングの場合はおよそ25~30年ほどでサイディング自体の交換が必要なります。

経過年数 モルタル壁 サイディング壁
5年 (点検) (点検)
10年  外壁塗装  外壁塗装
15年 (点検) (点検)
20年  外壁塗装  外壁塗装
25年 (点検) 張り替え
重ね葺き
30年  外壁塗装

外壁の劣化進行度による最適なリフォーム工法

劣化症状 写真 工法
1.変色・褪色・ツヤが無くなる
塗料が劣化し始めたサインになります。この段階で塗り替えを行うと、外壁材を劣化させることなく保存ができます。
【劣化進行度1】変色・褪色・ツヤが無くなる 外壁塗装
2.チョーキング現象
壁を手でこすると白い粉が付着する劣化症状をチョーキング現象と言い、外壁の防水性能が低下したサインです。
【劣化進行度2】チョーキング現象
3.コーキングの劣化
外壁材と外壁材の間のコーキングと呼ばれるゴム状の目地材が、経年劣化で効果しひび割れてしまう症状です。
【劣化進行度3】コーキングの劣化
4.カビ・コケの発生
塗料が剥がれたり、水ぶくれのように膨れたりして、外壁材自体をダメにしてしまう恐れがあります。
【劣化進行度4】カビ・コケの発生
5.ひび割れ
塗料の劣化ではなく外壁材自体の劣化になるため、早急にメンテナンスを行う必要があります。
【劣化進行度5】ひび割れ 重ね張り
(カバー工法)
6.塗料の剥がれ・膨れ
外壁の内部まで水が侵入して内部構造を腐食させていた場合は、外壁材を張り替える必要があります。
7.外壁内部の腐食
雨漏りが発生したり、外壁材の内部まで劣化が進行してしまった場合は、外壁材を剥がしてから補修をします。
張り替え
画像出典元
http://www.art-technical.jp/category/1399545.html
http://www.ohsawa-tosou.co.jp/example/33.html

まとめ

外壁リフォームは、外壁の劣化症状によって工法が変わり、外壁塗装と重ね張りでは、生涯的なメンテナンスコストが変わってきます。

その為に、外壁リフォームの際は外壁の劣化症状をしっかりと見極め、将来のメンテナンスコストを考慮して、専門家のアドバイスを聞きながら進めていくと良いでしょう。

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