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外壁塗装業者の選び方|塗装業者の種類とメリット・デメリット

  • 2016年7月21日
  • 業者選び
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外壁塗装の業者選びに迷われていませんか?

外壁塗装の業者選びは、電化製品のようにスペックや型式という基準が無い為に、「どうやって業者を選べばいいの?」と疑問に感じる方も少なくはありません。

そこで、この記事では依頼しても間違いの無い、外壁塗装業者の選び方について解説します。

1. 外壁塗装の業者選びの重要性

まず始めに、外壁塗装の成功も失敗も業者選びで決まると言っても過言ではありません。

なぜなら、施工品質、価格は実際に工事を依頼するリフォーム業者に委ねられているからです。

外壁塗装のトラブル発生件数
この数字を「多い」と感じるか、「少ない」と感じるかは個人の判断になりますが、忘れてはいけないことは、上記のトラブル件数は「訪問販売に限定された数字」ということです。上記の図は訪問販売によるトラブル件数に関する表ですが、1日約20件の業者トラブルが起きていることがお分かり頂けるかと思います。

つまり、上記のトラブル件数はまだまだ氷山の一角であり、現実的に外壁塗装のトラブル件数は1日100件を越えると言われています。

このように外壁塗装を成功させるカギを握るのはやはり、「業者選び」です。

その為にも外壁塗装の業者選びは正しい知識を持って、優良業者を見極めることが重要です。

2. 外壁塗装業者の種類

それでは、実際にどのような業者に工事を依頼すればいいのでしょうか?

適正価格で、優良業者に工事を依頼する為には、まずは外壁塗装業者の種類を把握する必要があります。

外壁塗装業者の種類を理解することで、優良業者を見極めることが可能になるので、まずは業者の種類について理解を深めましょう。

外壁塗装の業者の種類は下記の通りです。

  • ハウスメーカー系
  • 大手リフォーム系
  • フランチャイズ系
  • 自社直接施工系

それぞれ、メリットとデメリットがあるので具体的に解説します。

2-1. ハウスメーカー系

ハウスメーカーで新築住宅を建てたユーザーを中心に定期的に外壁塗装の提案を受けるケースが多いのが特徴です。

実際の工事を下請けに依頼することから、施工価格が非常に高額になる一方、保証やアフターフォーローが充実している傾向にあります。

また、CMやチラシなど広告宣伝を積極的に行うことから、ネームバリューがある為に、信頼感があります。

2-2. 大手リフォーム系

大手リフォーム会社やホームセンターが外壁塗装の窓口となるスタイルです。

実際の工事は下請けに依頼することから、中間マージンが発生し、相場よりも高額になるケースが多です。

小売りが本業の為にリフォーム後のアフターフォローや保証体制を確認することが重要です。

2-3. フランチャイズ系

住宅設備機器メーカーが、フランチャイズ形式で地場工務店と契約、メーカーの名前を借りて営業しているスタイルです。

大手住宅設備メーカーの看板を借りている為にネームバリューがあるが、基本的には工務店と同じ為に、施工技術に格差があり、メーカー商品も限られてしまうのが特徴です。

2-3. 自社直接施工系

主にハウスメーカーや大手リフォーム会社の下請けとして塗装工事を行っている、外壁塗装専門店が自社直接系になります。

近年、インターネットで賢く業者選びを行うリフォームユーザーに支持されて元請けとして直接お客様とやりとりする塗装店が急増しました。

自社直接施工で工事を行えることから、適正価格で高品質を維持した施工が大きな特徴です。

低価格で高品質な塗装工事を行えることから、現在の外壁塗装では主流となっています。

3. 外壁塗装の業者の選び方

外壁塗装の業者の種類についてご理解いただけたかと思います。

外壁塗装には大きく分けて、「ハウスメーカー系」、「大手リフォーム系」、「フランチャイズ系」、「自社直接施工系」の業者の種類がありますが、「結局、どこがいいの?」と疑問に感じる方もいらっしゃると思いますが、結論からお伝えすると、”自社直接施工系”がオススメです。

なぜ、自社直接施工系がオススメなのかというと、適正価格で高品質な工事ができるからです。

このようにリフォーム業者の種類や特徴を理解することで、適正業者を正しく理解できるようになります。

そこで、ここからは外壁塗装で有利な業者の選び方について具体的に解説します。

3-1. 中間マージンが発生しない業者を選ぼう

外壁塗装の費用が高額になってしまう原因として”中間マージン”の有無があります。

これは外壁塗装に限らず、中間業者が間に入れば入るほど価格は高額になります。

例えば、スーパーで売られている野菜などは店舗に並ぶまでに物流などの様々な中間業者が間に入ります。その為に、私たちの手元に届くまでに物流などの中間費用が上乗せされています。

外壁塗装もスーパーで売られている野菜と同じように、”元請け業者→下請け業者→孫請け業者”というように中間マージンが発生します。

野菜も産地で採れたてを食べる方が安く品質もいいですよね。

外壁塗装も同じように、実際に工事を行う外壁塗装専門店が一貫して工事を管理することで、無駄な費用が発生せずに、施主の要望を現場に還元しやすい為に、適正価格で高品質な工事を実現できます。

外壁塗装の中間マージン表

3-2. 施工に特化した業者を選ぼう

外壁塗装リフォームについて相談したかっただけなのに、一度問い合わせをしてから、ひっきりなしに営業の電話が来るようになった・・・」。このような話は、外壁塗装リフォーム業界ではよく聞く話です。

「メールで問い合わせただけなのに、リフォーム会社から何回も電話が来る」これは、営業を主体とするリフォーム会社に多い特徴です。

このような営業を主体とするリフォーム会社は、”営業活動”がメインとなる為に、営業マンの人件費がかかります。また、実際の工事も下請けに丸投げする場合が多く、営業マンの人件費と、下請けへの中間マージンを施主が負担することになります。

このような営業コストや、宣伝広告費は工事の品質とは直接関係の無い、無駄な費用になるので、一社で即決をせずに複数の業者を比較しながら慎重に業者を選択することが重要です。

3-3. 安売りしない業者を選ぼう

「外壁塗装は安ければ安い方が良い」、「外壁塗装をできるだけ安く済ましたい」このようなお客のニーズに対応するような形で、近年「外壁塗装39万円キャンペーン」などの激安キャンペーンを目にするようになりました。

しかし、このような安すぎる施工には特に注意をする必要があります。なぜなら、このような激安キャンペーンの場合、手抜き工事が低価格を支えているケースがほとんどだからです。

そもそも、外壁塗装には適正な”原価”というものが存在しています。存在していますが、原価よりも外壁塗装を安くしようとした場合、どのようなことが起こるでしょうか?

これは勘の鋭い方であれば容易に想像することができると思いますが、”手抜き”をするしかありませんよね?

塗り回数を減らしたり、使用する塗料の量を減らしたり、工事の品質を下げることで対応するしかありません。

このように、手抜き工事が低価格を支えているケースが外壁塗装には存在しているのです。

さらに、悪質なケースになると、下請けを買い叩くことで利益を増やしている悪質なリフォーム業者も存在するので、安すぎる外壁塗装には裏があることを理解しておきましょう。

4. 外壁塗装の業者の探し方

4-1. インターネットの外壁塗装業者の探し方

外壁塗装業者を効率良く探す為にはインターネットが効果的です。

まず、yahoo、googleどちらでも構わないのですが、検索窓に外壁塗装【外壁塗装 〇〇市】と入力をして検索をしてみてください。

ちなみに、〇〇市はあなたがお住まいの市町村名を入力してください。例えば、八王子市にお住まいの場合は、【外壁塗装 八王子市】と検索をかけます。

この【外壁塗装 〇〇市】とインターネット検索をかけることであなたの地域で外壁塗装が得意な外壁塗装業者を簡単に見つけることができます。

外壁塗装のgoogle検索の仕方

ただし、このインターネット検索一つだけ注意してもらいたいのは、「検索順位に踊らされない」ということです。

インターネットで塗装業者を検索する際に、「検索順位が高い業者が良い業者」と勘違いされる方が少なくありません。

確かに、検索順位は優良業者が一番上に表示されることもありますが、一方で広告代理店に広告費を支払い検索順位を操作している業者も少なくはありません。

つまり、インターネットで業者を探す際に気をつけなければならないことは、「検索順位に踊らされない」ことが重要なのです。

4-2. 優良外壁塗装業者のホームページの特徴

【特徴1】 顔の見えるホームページであること

”顔の見えるホームページ”とは社員の顔や経営者の顔がホームページに掲載されているホームページのことです。

どうして顔の見えるホームページを所有している業者が優良業者かというと、”顔の見えるホームページ”を所有できるということは誠実な塗装業者であることの証明だからです。

そもそも、外壁塗装リフォームは素人では適正な工事内容や適正な相場価格が分からない為に、他のリフォームと比べても透明性がないジャンルであり、未だに悪徳リフォームが横行している業界とも言えます。

だからこそ、インターネットで塗装業者を検索する際は、”顔の見えるホームページ=素性が分かる”かどうかを一つの判断基準することで、業者選びで失敗するリスクを減らすことができます。

【特徴2】 施工事例が充実していること

外壁塗装の施工事例

二つ目に、あなたがお住まいの地域の施工事例の実績が充実しているということか挙げられます。

なぜ、地域の施工事例が充実している業者が優良かというと、利用者の口コミで施工実績を伸ばしているケースが多いからです。

つまり、地域の施工実績が豊富にあるということは、地域密着で利用者からも評判の良い優良業者である可能性が高いです。

【特徴3】 会社概要がしっかりと記載されていること

【特徴1】でも少し触れましたが、外壁塗装は一般の方にとって適正な工事や相場価格が分かりずらい為に、悪徳業者も数多く存在しています。

その中で、悪徳業者の中には企業情報を偽ったり、素性がバレないようにあらかじめ掲載していない業者もあります。

一見、塗装専門店のようなホームページであっても、実態は営業会社であったりホームページだけで判断することは至難の技です。

その為に、その業者の業者の素性を確認する上で下記の企業情報は確実にチェックしておきましょう。

  • 会社名(個人事業なのか、法人なのか。)
  • 住所(店舗なのか、オフィスなのか。)
  • 電話番号(使用されている番号なのか。検索で調べる)
  • 代表者(代表者の名前がしっかり記載されているか)

4-3.  業者選びには相見積もりが必須

インターネットである程度、自社直接施工系の塗装店を見つけたら、2〜3社ほど相見積もりを行いましょう。

なぜ、相見積もりを取る必要があるのかというと、外壁塗装の業者トラブルのリスクを減らす為です。

見積もり件数とトラブルの関係

上記の図は(財)住宅リフォーム紛争処理支援センターによる「見積もり件数とトラブルの関係」をグラフ化したものですが、業者トラブルの7割が相見積もりを取らずに、1社だけでリフォーム業者を選択してしまった場合に発生しています。

また、あなたの地域の外壁塗装の本当の価格相場を把握する意味でも、1社だけに限定せずに、複数の業者から相見積もりをすることが重要です。

まとめ

いかがでしたか。外壁塗装の業者選びについてご理解いただけたかと思います。

外壁塗装の成功の9割は業者選びで決まると言っても過言ではありません。

その為に、複数の業者をしながら慎重に決めることが重要です。

トラブルなく外壁塗装を成功させるなら

外壁塗装は、修繕規模によっては何百万円もの費用がかかります。
だからこそ、依頼をする業者は慎重に選ぶべきです。

いえぬりでは、資格保有のアドバイザーがお客様に合った業者選びのお手伝いをさせていただきます!

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