外壁をメンテナンスフリーに近づけてコストを削減しよう

  • 2017年5月10日
  • その他外壁材・屋根材

外壁塗装の塗料や外壁材などでよく聞くメンテナンスフリーという言葉。

「メンテナンスフリーにすればメンテナンスコストが掛からないのでは?」と思いがちですが、残念ながらメンテナンスフリーの外壁材はまだ誕生していません。

しかし、外壁材や塗料の選び方次第でメンテナンスフリーに近づけることができることができるんです。その方法をご紹介していきます。

メンテナンスフリーという言葉の誤解

メンテナンスフリーと謳われている外壁材が耐久性に優れてるのは確かですが、基本的にどんな外壁材であっても外部環境によって必ず劣化してしまうのです。

例えばサイディングの場合は、パネルの継ぎ目を埋めている『コーキング』の劣化は防げないので、10年程で補修が必要になりますし、塗装が劣化すればチョーキング現象(白い粉がつく劣化現象)やサビ、ひび割れなどの劣化を引き起こしてしまいます。

耐久性に優れた外壁材をメンテナンスフリーと呼ぶことが多く、広告や営業トークとして少し大げさに宣伝されているのです。塗装業者によっては「メンテナンスが要らない」といった言葉で塗装工事を勧めてくることがありますが、惑わされてないようにしましょう。

メンテナンスフリーに近い外壁をご紹介

メンテナンスフリーに近い、耐久性に優れた外壁材をご紹介します。効果的なメンテナンスをすることで半永久的に使い続けることも可能です。

金属系サイディング

アルミやステンレスなどの金属系サイディングは外壁材の中でも、耐久性に優れメンテナンス性の高い外壁材です。特に、ガルバリウム鋼板はメンテナンスフリーの外壁材として売り出されることが多く、施工単価も安いことから金属系サイディングの中でも人気のある外壁材です。

基本的に金属系サイディングは表面に塗装処理がされており、その塗装が10年~15年ほどで劣化をします。その際は、外壁塗装によるメンテナンスが必要です。

種類 耐用年数 メンテナンス方法
アルミ 30~35年 外壁塗装
ステンレス 40~45年 外壁塗装
ガルバリウム鋼板 25~30年 外壁塗装

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングとは塩化ビニル樹脂を原料とした外壁材です。窯業系や金属のなどのサイディング外壁の中で最も耐久性に優れているのが特徴です。しかし、施工価格が高額であったり、認知度が低いために施工実績は多くはありません。

外壁塗装の必要がなく、メンテナンスは破損をしてしまった際の部分張り替えが基本的なメンテナンスとなります。

種類 メンテナンス方法
40~50年 高圧洗浄・部分補修

タイル

タイルは石や砂(長石・粘土)を約1,300度の高温で焼き固めた外壁材です。素材自体が非常に硬く、水分をほとんど吸収しないことから、数ある外壁材の中でもトップクラスの耐久性を誇ります。

しかし、タイル自体はメンテナンスフリーの外壁材と言えますが、外壁材と外壁材のつなぎ目にあるゴム状の目地材(コーキング)が劣化をします。コーキングの寿命は8年~10年なので、10年を目安に目地材を交換する必要があります。

種類 メンテナンス方法
50~80年 高圧洗浄・コーキング補修

レンガ

外壁材の中で最もメンテナンスフリーに近い外壁材と言えばレンガです。レンガは紫外線に強く、素材自体は100年以上持つ外壁材です。

しかし、レンガを積み上げる際の接着材である目地材にモルタルが使用されているので、レンガよりもモルタル(目地材)の部分がひび割れを起こしたり、欠けたりします。その際は、部分補修が必要となります。

種類 メンテナンス方法
50~80年 高圧洗浄・部分補修

外壁をメンテナンスフリーに近づけるポイント

レンガやタイルは、メンテナンスフリーの外壁材と言えますが、コーキング劣化によるメンテナンスが必要なように、外壁材がメンテナスフリーであったとしても、外壁全体ではメンテナンスが必要なのです。

しかし、外壁材の弱点を補うことで外壁全体を通してメンテナンスフリーに近づけることは可能です。

外壁塗装で耐候性を高める

アルミやステンレスなどの金属サイディングは素材自体の耐久性は高いですが、表面の塗装が劣化をします。そのために、定期的に塗り替えを行う必要があります。

その中で、外壁をメンテナンスフリーに近づけるために、無機塗料や光触媒塗料などの耐候性に優れた塗料を使用することが重要です。

耐候性に優れた塗料を使用することで、将来的なメンテナンスの手間を省略することができるので、メンテナンスフリーに近づけることができます。

目地材の耐候性を高める

レンガやタイルなどの無機物(石や粘土)を原料とする外壁材はメンテナンスフリーである一方で、外壁材と外壁材をつなぐ接着材の役割を果たしている目地材が劣化します。そのために、目地材の耐候性を高めることによってメンテナンスフリーの外壁材に近づけることができます。

まとめ

メンテナンスフリーに近づけるには、自然と高性能・高グレードの材料を使うことになるので、初期コストが高くなるのは避けられません。しかし、将来的なメンテナンスの手間とコストを削減できることを加味すれば、長期的には費用を抑えることができます。

あと何年、今の家に住むことになるのかなど、専門業者と相談した上で、どの外壁材を選ぶのか決めましょう。

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