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格安・激安な外壁塗装は絶対に避けるべき4つの理由

  • 2016年7月21日
  • 業者選び
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インターネットやチラシなどで「足場代無料!」や「外壁塗装コミコミ39万円」など、“激安”、“格安”を売りにした広告ってありますよね?

とても魅力的なキャッチフレーズですよね。そこに決めたくなる気持ち、すごくわかります。

でもちょっと待って下さい!

ただ安いという理由で飛びつくと、後々トラブルに発展してしまう危険性があります。

そもそも、外壁塗装は激安で出来る工事ではありません。

値引きをするには必ず何かを削ったり、抑えたりしなければなりません。

もちろん、企業努力によって値下げは可能です。ですが、そこまで極端に安くはならないでしょう。

からといって、業者の言いなりになって高額な支払いをしてはダメですし、予算を抑えることは大切な要素の一つです。

大事なのは、適正な価格でお願いすることだと思います。

そこで、格安という言葉に引っかからないように、なぜ格安で外壁塗装をしない方が良いのか、理由をあげてみることにしました。

1. 格安・激安な外壁塗装の注意点

外壁塗装には必ずかかる費用があります。それは、人件費、営業費、材料費、経費です。この項目を中心になぜ外壁塗装は極端に安くならないのか説明していきます。

1-1. 格安・激安な塗装が手抜き工事に発展する訳

このような事を言ってくる格安業者がいます。

「今回人件費を抑えてギリギリまで値段を下げさせてもらいました。」

工事を行えば職人に賃金を払わなければなりません。そして日本には最低賃金が保証されています。一人の人件費を抑えるといっても限界があるのです。では、どうやって人件費を削るのかというと、現場にくる職人を減らせば良いのです。

現場の職人が減ったところで、工事内容が変わる訳ではなく、一人にかかる負担が大きくなるだけです。例えば2人で行う作業を1人でやらなくてはいけなくなった場合、かかる時間が倍になってしまったという事が考えられます。

これでは人件費を削ったことになりませんね。

そこで、どうするかというと外壁塗装の工程を短縮してしまうのです。

2. 格安・激安な塗装で手抜き工事につながる工程

2-1. 高圧洗浄

例えば1日かけて洗浄すべきところを半日で終わらせてしまう。そして十分な乾燥期間をとらないで次の工程を始めてしまう。

2-2. 重ね塗り

最低でも3回塗りが基本な外壁塗装なのに、下塗りをせずに2回で終わらせてしまう。

2-3. 塗料

次は材料費のお話です。塗料は種類によって金額に差があります。

材料費を安く抑えるためには、耐久性などお構いなしにグレード低い塗料を選定せざるを得ません。さらにその塗料を薄めて塗られたら、壁は数年で劣化するでしょう。

見積書には、一般的な塗料の名前が書いてあったとしても、実際には全然違う塗料をつかっているという恐ろしい話もあります。

中には、工事前にすでに塗料の選定が終わっているのに、あえて見積書に塗料名を書かないという業者もいます。

ひとつの目安として、今はだいたいシリコン系の塗料を使うのが一般的です。アクリル系塗料を選定していた場合は、ただちに変えてもらいましょう。

また、「うちは大量に仕入れているので、安く卸してもらってるんです。」なんてお決まりの業者台詞があります。

ところが、大手の塗料メーカーほどきちんと価格を設定しています。ですので、大量仕入れによって値下げが可能になる塗料のメーカーは信用できません。

ましてや、ご自宅によって塗装する色が違うのに、大量に仕入れるなんて難しいのではないでしょうか。

2-4. 足場

足場代は工事にかかる経費の中では高額な部類ですので、足場を組まずに作業する業者がいます。

そもそも足場を組む必要が無い家でしたら問題はありませんが、一般的な戸建住宅を足場無しで塗装するのは大変です。

また、近隣トラブルを防ぐためにも足場には塗料などが飛ばないよう飛散防止のためにシートを貼っています。

もし、見積書に足場の項目が無かったら、本当に必要ないのか、なくても綺麗に塗装できるのかなど確認してみて下さい。

2-5 . 追加費用

最初に工事を安く契約して、後から追加工事の請求をしてくるというケースです。

しかし、実際に工事をしてみたら追加工事の必要に気づいた場合もあるので、全ての業者が初めから追加契約を取ろうと考えていたとは一概には言い切れません。

業者は塗装前に、必ず家の状態をチェックするはずです。

その時に、「追加で工事が発生する可能性はあるのか?その場合はいくら位になるのか?」また、「塗装は壁以外にどこが含まれているのか?」といったことを確認しておくと良いでしょう。

また、塗料のグレードアップとか保証期間の延長とか、オプションをつけさせて追加料金を取られていく事もあります。気づけば相場より高い金額を払ってしまったなんて事もあります。

まとめ

外壁塗装の費用は、劣化状況や、塗料の種類、また塗る面積などを診断して決定します。

様々な要因によって金額は変わってきますので、一律の値段や、コミコミで格安というのは、本来あり得ないことだと思います。

だからといって、高額な金額を支払う必要もありません。

大事なのは、ご自分の家を塗装した時の相場を知ることです。そのためにも、複数の業者から見積もりをとって、比較する事をおすすめします。

平均の金額を知ることが出来ますし、格安業者を避けることができ、トラブル回避に繋がるでしょう。

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外壁塗装は、修繕規模によっては何百万円もの費用がかかります。
だからこそ、依頼をする業者は慎重に選ぶべきです。

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