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雨樋塗装はしなくてもOK!正しい知識を知って費用を安くするコツ

  • 2020年3月30日
  • その他
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雨樋塗装

外壁塗装の費用は雨樋塗装を省くことで安くすることができます。

スチール製の雨樋は塗装によって防水性を確立しており、塗装をしないと、錆が発生し、穴が空いてしまうことになるため、塗装が必要です。

しかし、普通の戸建て住宅で使用されてる、塩ビ製の雨樋は素材自体が防水性を確立しており、建物の美観を整えるために、塗装がされます。

そのため、外壁塗装の予算を削減する場合、雨樋塗装を省いても問題ありません。

しかし、劣化症状が著しかったり、耐用年数が経過している場合、「交換」によるメンテナンスが必要になります。

そこで、この記事では雨樋を適切にメンテナンスするために必要な、雨樋塗装の基礎知識について具体的に解説します。

まずは、雨樋塗装の必要性について具体的に見ていきましょう。

1.雨樋塗装の必要性

雨樋を塗装する目的は「建物の美観を整えるため」です。どんなに外壁をキレイにしても、雨樋が汚れていたら、なんとなく、統一感がありませんよね?このように雨樋を塗装することで建物の美観を整える役割があります。

そのため、「建物の美観は二の次」、「とにかく費用を安くしたい」という場合は、雨樋の塗装は行わなくても問題ありません。ただし、全てのメンテナンスが「不要」ということではなく、「破損した雨樋」や「経年劣化が経過した雨樋」は交換によるメンテナンスが必要です。

この前提を踏まえて、雨樋塗装をより深く理解するため、雨樋塗装の必要性について見ていきましょう。

1-1.塩ビ(樹脂)製の雨樋は耐水性能に優れている

一般的な戸建て住宅で、使用されている雨樋は塩ビ(樹脂)製の製品が使用されています。

そもそも、塩化ビは、水道管でk使用されている素材で、耐候性(紫外線の影響)防水性、耐久性に優れているのが特徴です。

外壁や屋根のように、塗装により防水性能を確立している訳では無いので、塗装をしなくても性能に支障をきたすことがはありません。

このように塩ビ(樹脂)製の雨樋は塗装に必要はありません。ただし、台風で破損をしたり、耐用年数(25年〜30年)が経過してしまった場合、「交換」によるメンテナンスが必要になります。

1-2.雨樋は経年劣化で白く変色する

雨樋は紫外線の影響で経年劣化で白く変色するようになります。外壁塗装の際に高圧洗浄でキレイに洗い流しますが、素材として傷がついたり、汚れているのが分かるようになります。

植物を植えるプランターと同じように、購入した直後はキレイですが、経年で汚れてしまいますよね。

これは雨樋も同じです。経年劣化で素材自体が汚れてしまいますが、塗装を行うことで、新品のような輝きが復活します。

シリコン塗料による外壁塗装は艶のある仕上がりになるため、塗装をしない雨樋との差が剥がしく、素人目からも、その違いがわかります。

そのため、良心的な塗装業者は建物の美観を整えるため、雨樋塗装もセットで提案することが多いです。

2.雨樋塗装の単価相場と塗料の修理

雨樋の塗装では、ウレタン塗料を使用するのが一般的です。ウレタン樹脂は低反発のマットレスでも使用されている素材で、密着性に富んだ柔らかい塗膜を形成するのが特徴です。

塩ビの雨樋は基本的にプラスチックと同じため、塗装が密着しないの特徴です。そのため、雨樋tの塗装では、密着性に優れたウレタン塗料を使用するのが主流です。

ただし、ウレタン塗料は耐久性が低く、外壁でフッ素や無機塗料などの耐久性に優れた塗料を使用すると、雨樋だけが早く劣化することがあります。

その際は、シリコン塗料などの耐久性に優れた製品を使用する場合もあるので、事前知識として理解しておきましょう。

ここからは雨樋の塗装で使用される、「ウレタン塗料」と「シリコン塗料」について具体的に見ていきましょう。

2-1.雨樋塗装のウレタン塗料

単価相場 1300〜1800/㎡
塗料の耐久性 7年〜10年
塗料の特徴 臭いが少なく、低い防汚性がある。
代表的な製品 ・【エスケー化研】クリーンマイルドウレタン・【日本ペイント】ファインウレタンU100

2-1.雨樋塗装のシリコン塗料

単価相場 1800〜2400/㎡
塗料の耐久性 10年〜15年
塗料の特徴 コストパフォーマンスが高い。
代表的な製品 ・【エスケー化研】クリーンマイルドシリコン・【日本ペイント】ファインSi

3.雨樋塗装の注意点

最後に雨樋塗装の注意点について具体的に見ていきましょう。

3-1.耐用年数や破損は交換が必要

雨樋は太陽の紫外線の影響で素材自体が硬くなってきます。

長年外に放置されたホースは新品のホースと比べて、硬いですよね?これと同じように雨樋も経年劣化で硬化するようになり。割れやすくなります。

そのため、耐用年数(25年〜30年)が経過した雨樋は交換によるメンテナンスが必要です。

また、雨樋は台風や積雪で破損しやすい箇所になります。

歪んだり破損してしまった雨樋も交換が必要になるため、雨樋をメンテナンスする際は、しっかりと劣化症状を見極めて施工をすることが重要です。

3-2.雨樋のメンテナンスは外壁塗装とセットで行う

雨樋の塗装や交換などのメンテナンスは外壁塗装とセットで行うことが重要です。雨樋の施工を単独で行ってしまうと、足場費用が発生すため、20万円ほど足場費用が上乗せされます。

一方で、外壁塗装とセットで雨樋を施工することで、足場を有効活用できるため、無駄な費用が上乗せされません。

そのため、塗装や交換などの施工内容に関わらず、雨樋のメンテナンスは外壁塗装とセットで行うことが重要です。

まとめ

いかがでしたか?雨樋塗装についてご理解いただけかと思います。

「雨樋塗装って本当に必要?「外壁塗装の見積もりから削っても大丈夫?」そう疑問に感じて、雨樋塗装について調べている方も多いと思います。

本文中でもお伝えしましたが、雨樋塗装は、建物の美観を整える目的があります。

美観よりも費用を重視する場合は、見積もり項目から除外して問題ないので理解しておきましょう。

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