※1 2023年2月現在
※2 チームスマイル調べ:工事後のお客様へのアンケート結果

次世代塗料|光触媒塗料の価格や特徴を解説

  • 2016年7月19日
  • 塗料
Pocket

雨で外壁の汚れを落とすことができる、光触媒塗料が近年人気を集め使用される方が増えています。

外壁塗装で使用される塗料は、ウレタンやシリコンなどの『樹脂』を原料としたものが一般的でしたが、光触媒塗料は、遮熱・断熱効果を持った『特殊塗料』にカテゴライズされ、その性能の高さが注目されています。

今回は、光触媒塗料の相場価格からメリット・デメリットまで、光触媒塗料のすべてを解説していきます。

光触媒塗料とは

光触媒塗料は、ウォシュレットで有名なあのTOTOが開発した塗料で「ハイドロテクト」という言葉をあなたも一度は耳にしたことがあると思います。

このハイドロテクト(光触媒)の技術を塗料に応用したのが、光触媒塗料です。その最大の特徴がセルフクリーニングです。

「太陽光で汚れを分解」→「雨水で汚れを洗い流す」という、自然のサイクルで、外壁を洗浄できてしまうという優れものなんです。

光触媒塗料の耐用年数

メーカーの仕様によると、光触媒塗料の耐用年数は20年とされていて、フッ素塗料や無機塗料と同等の耐用年数の高さを誇っています。

まだ流通して間もない塗料のために、施工の事例が少なく鵜呑みにすることはできませんが、汚れに対する防汚性能は職人の間でも高い評価を得ている塗料です。

光触媒塗料のメリットとデメリット

光触媒塗料のメリット

  • セルフクリーニング機能による高い防汚性
  • カビ・コケが発生しにくく、衛生的に良い
  • 遮熱性能も高く、エコな住環境を実現できる

光触媒塗料のデメリット

  • イニシャルコストが高く導入障壁が高い
  • 光が当たらないと性能が十分に発揮できない
  • 無機質な汚れ(土・泥)などは分解できない

光触媒塗料の価格相場

光触媒塗料は特殊な塗料なので、外壁の塗装で使われる一般的なシリコン塗料やウレタン塗料と比べて高額です。

シリコン塗料の1.5倍ほど上乗せされるイメージですね。

光触媒塗料の建坪別の価格相場

延べ床面積 相場価格
82㎡(25坪) 756,000円
99㎡(30坪) 840,000円
151㎡(35坪) 913,500円
163㎡(40坪) 987,000円
173㎡(45坪) 1,050,000円

光触媒塗料と他の塗料の比較

塗料名 価格 耐用年数 特徴
アクリル塗料 1,400~1,600円/㎡ 5〜7年 現在はほとんど使用されない
ウレタン塗料 1,700~2,200円/㎡ 8〜10年
シリコン塗料 2,300~3,000円/㎡ 10〜13年 現在の主流
ラジカル塗料 2,500〜3,000円/㎡ 12〜15年
フッ素塗料 3,800~4,800円/㎡ 15〜20年 高耐久
ガイナ塗料 4,000~4,500円/㎡ 15〜20年 断熱、遮熱効果
光触媒塗料 4,000〜5,000円/㎡ 18〜20年 断熱、遮熱効果、セルフクリーニング機能
無機塗料 4,500〜5,500円/㎡ 20〜25年 超高耐久

まとめ

一つだけ光触媒塗料について注意していただきたいことは、まだ流通して間もない塗料のため、光触媒塗料はメーカーから指定された指定業者でしか取り扱うことができません。

「光触媒塗料で塗装がしたい!」と思っても塗装業者によっては取り扱えない場合があるので、業者と話をする際に聞いてみるといいでしょう。

トラブルなく外壁塗装を成功させるなら

外壁塗装は、修繕規模によっては何百万円もの費用がかかります。
だからこそ、依頼をする業者は慎重に選ぶべきです。

いえぬりでは、資格保有のアドバイザーがお客様に合った業者選びのお手伝いをさせていただきます!

よく読まれる人気記事

おすすめ最新記事