外壁塗装の色選びに失敗しない方法

  • 2016年7月15日
  • 塗料

外壁塗装の塗料は、一度塗ると長期間その色の建物に住むことになるので、色選びは慎重になりますよね。

塗装された方からよく聞くのが、色見本で外壁の色選びをしてみたけど、思っていたよりも色が濃かった、薄かったなどの失敗例です。

今回は、失敗しない外壁塗装の色選びの流れをご紹介します。

色の選び方で注意するポイント

面積効果によって色の見え方が違う

面積効果とは、同じ色でも面積が変わると、明るさや色味の見え方に差がでるだけではなく、イメージも変化して見える視覚効果の一種です。

同じ色でも面積が大きくなるほど明るく、色味が増して鮮やかに見える一方、暗い色は同じ色でも面積が大きくなるほど暗く、彩度も低く見えます。外壁は想像以上に大きな面積です。小さな色見本で選んだ色を実物の外壁に塗装すると、面積効果で色の印象がかなり変わってしまいます。

明度 薄い色になり、全体が明るく見える 「イメージしていたよりも、薄い色だな。」「思っていたよりも明るいな」と感じる
彩度 薄い色でも、明るく鮮やかに見える 「イメージよりも派手な印象で、落ち着きが無いな」と感じる
色相 色合いが強調されて見える 「こんなに青々しかったかな」「こんなに黄色っぽかったかな」と感じる

光源色の違い

太陽光、蛍光灯など光源の違いで同じ色でも見た印象が変わります。

色選びをするときは、大抵家の中なので光源が蛍光灯ですが、外壁を見るときは当然太陽のもとなので、見た色とは少し異なってきます。

業者に外壁塗装をお願いして色選びをする段階になったら、色見本などを借りて確認をする際には、外に出て太陽の光のもとできちんと確認をしましょう。そうすることで光源の違いでの色彩の違いを防ぐことができます。

さらに、「晴れの日」「曇りの日」「時間帯」でも、光の照射量の差により色の見え方が異なります。

色選びの4ステップ

何も考えずに色を選んでも、イメージと違って後悔する可能性があります。

外壁塗装の色選びに失敗しないための4STEPをご紹介します。

STEP1 街を歩いてイメージを膨らませる

歩きながら気になる色の系統の家を見て、イメージを膨らませてみましょう。「シックな感じ」「シンプル」「高級感」など、大雑把で構わないので方向性を決めておくといいです。

両隣の家や、向かいの通りに並んでいる家にはどんな色が使われているのかも見ておきましょう。周囲とあまりにもかけ離れた派手な色を選んでしまうと、映えるを通り越して浮いてしまいます。個性や好みを選ぶことも大事ですが、周囲の景観に上手く調和する色選びをしましょう。三軒両隣まで身渡すのが良いと言われています。

もし、周りに参考になる家がない場合、塗装業者の施工事例をインターネットから見てみましょう。「外壁塗装」「◯◯色」と検索をすると、その系統の色で塗装した家の施工事例の写真が見られます。

STEP2 ベースカラーの候補を決める

大体のイメージが固まってきたら、外壁全体で使う色(ベースカラー)の候補を選んでいきましょう。

具体的な色を決める際には色見本を使いましょう。紙ベースの色見本を使うのが理想的です。大体の塗装業者が、日本塗料工業会から販売されている色見本を持っているはずなので見せてもらいましょう。可能であればできるだけ大きな色見本で確認したほうが、色味の違いを確認しやすいです。だいたい3色を目安に候補を決めましょう。

その際に、サッシや玄関ドアなど、塗装で色を変えられない部分も意識してきましょう。ベースの色が良くても、全体としての調和がないと、まとまりのない配色に見えてしまいます。

最近は、インターネット上で色の確認ができるカラーシミュレーションがありますが、モニター上で見る色と、実際に外壁に塗られた色とでは見え方が変わってきますので注意してください。

塗装業者は希望している色をベースに、どの色味が合うのか提案してくれますので、アドバイスを受けながら話し合うのもいいですね。

SETP3 外壁にサンプリングを作成して色彩を決める

施工する建物、またはそれに近い環境でサンプリングすることで、塗装後の色彩の見え方を確認することができます。じつはここが重要で、壁に塗ってみると思っていた色と違うと感じる方が多いです。ここから色味の微調整を行っていき、理想の色に近づけていきます。

艶(ツヤ)の強さも確認しましょう。艶はあればあるほど汚れにくく、耐久性にも優れていますが、ありすぎるとテカテカしすぎて上品さに欠けます。5分艶、7分艶ぐらいがおすすめです。

STEP4 付帯部の色を決める

前提として、付帯部(雨樋、雨戸、破風板など)はサッシの色と合わせて塗装しましょう。

サッシの色が白なら、雨樋などの付帯部も白にすることで、建物全体の統一感が生まれます。

服のコーディネートと同じで、外壁も色を使いすぎると調和のとれていない、まとまりのない見た目になってしまいます。

色選びに迷ったら退色しにくい色がおすすめ

明るい色、原色に近い色は紫外線に弱く色あせしやすいので見た目も汚くなってしまいます。

反対にベージュ系グレー系茶系など、落ち着いた色は色あせがしにくいです。色あせを避けたい場合には落ち着いた色を選択するのが良いでしょう。

最近の流行、傾向として多いのは環境になじむ色味です。震災などの影響により、奇抜な色よりもエコ思考、自然に合うなどの色味を選ぶ方が多い傾向にあります。

また、白や黒は汚れが大変目立ちやすい色なので選ぶ際には注意が必要です。

まとめ

色の種類よって、周りの環境に与える印象は全く変わります。

センスがあるから良い配色ができるというわけではなく、どんなことに配慮して色を決めるべきかをしっかりと理解しておかないといけません。

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