外壁塗装のローラー塗装と吹き付け塗装の違いとは
外壁塗装工事の際によく耳にする、「ローラー塗装」と「吹き付け塗装」という言葉。
塗装業界の人であれば、日常的に使っている言葉ですが、「ローラー塗装」、「吹き付け塗装」と言われても一般の方にはわかりずらいですよね。
そこで、この記事では「ローラー塗装」と「吹き付け塗装」の違いについて詳しくお伝えします。
目次
1. 外壁塗装のローラー塗装と吹き付け塗装の違い
- ローラー塗装・・・塗装専用のローラーを使用して塗料を塗りつける塗装方法
- 吹き付け塗装・・・塗料を専用の器具を使用してスプレーのように吹き付ける塗装方法
2. ローラー塗装のメリットとデメリット
2-1. ローラー塗装のメリット
- 吹き付け塗装と比べて塗料の飛散が少なく、塗料を無駄にすること無く、塗装をすることができる。
- 吹き付け塗装と比べて、厚膜の塗装にも対応できる。
- ボンタイルのような凹凸の多い外壁も毛足の長いローラーを用いることで対応可能。
2-2. ローラー塗装のデメリット
- 吹き付け塗装と比べて、施工に手間と時間がかかる。
- 吹き付け塗料と比べて、デザイン性に富んだ塗装ができない。
3. 吹き付け塗装のメリットとデメリット
3-1. 吹き付け塗装のメリット
- ローラー塗装と比べて施工時間を短縮することができる。
- ローラー塗装と比べて、デザイン性に富んだ塗装に対応できる。
- ローラー塗装と比べて、キレイに仕上がる。
3-2. 吹き付け塗装のデメリット
- スプレーのように吹き付ける塗装方法の為に、塗料が風に乗って飛散しやすい。ローラー塗装と比べて近隣への飛散に注意が必要。
- 塗料の飛散が多い為に、使用料の50〜60%程度しか付着しない為に、ローラー塗装と比べて塗料の使用量が増える。
- 凹凸の多い外壁の場合、塗料が凹部み塗料が浸透しにくい為に、外壁の形状によっては適さない。
3. 外壁塗装のローラー塗装と吹き付け塗装の使い分け
それでは、ローラー塗装と吹き付け塗装はどのように使い分ければいいのでしょうか?
3-1. ローラー塗装の使い分け
ローラー塗装は現在外壁塗装でにおいて一般的な塗装方法です。
仕上がり面やデザイン性に特に気なされない場合、ローラー塗装で十分です。
3-2. 吹き付け塗装の使い分け
吹き付け塗装はリシンやスタッコ、石目調など模様を作り出す時に効果的です。
仕上がりやデザイン性を重視する場合には吹き付け塗装で対応してもらうようにしましょう。
まとめ
一般的な外壁塗装の場合は、ローラーによる塗装工事が一般的です。
業者もローラー塗装を前提に提案をしてくれるので、デザインや仕上がりに高いこだわりがなければ、ローラー塗装で塗装工事が行われるものと考えておいて大丈夫です。
一方で、仕上がりやデザインにとにかくこだわりたいという方は、業者に吹き付け塗装をお願いしてみましょう。
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外壁塗装は、修繕規模によっては何百万円もの費用がかかります。
だからこそ、依頼をする業者は慎重に選ぶべきです。
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