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【外壁塗装】フッ素塗料の相場価格とメリット・デメリット

  • 2016年7月25日
  • 塗料
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フッ素塗料は六本木ヒルズや東京スカイツリーなどの日本を代表する建築物にも使用されている高耐久が特徴の塗料です。

施工価格が高額ですが、住宅を大切にしたいリフォームユーザーに支持されて、高級塗料の代名詞となりました。

そこで、この記事ではフッ素塗料の費用相場やメリット・デメリットいった基礎知識について具体的に解説します。

1. フッ素塗料とは

フッ素と聞いてあなたは何を思い浮かべるでしょうか?フライパンのフッ素コーティングなど”フッ素”と名がつくものは様々あります。

その中で、フッ素塗料とは塗料の主成分の合成樹脂がフッ素系の塗料です。

シリコン塗料やウレタン塗料と比べ、耐久性に優れているのが特徴ですが、施工価格が高額なのが外壁塗装で普及しない理由の一つです。

しかし、その耐久性や性能は他の塗料と比べても抜群に良いので、マイホームを大切にしたい施主には人気があります。

特に、年中雨や風にさらされている屋根塗装では最高のパフォーマンスを発揮してくれる高性能塗料です。

2. フッ素塗料の特徴

フッ素塗料の特徴

【特徴1】 耐熱、耐寒性

温度が上がったり、下がったりすると、塗料が耐えられなくなり性能が下がっていきます。外壁は常に外気に触れているので、太陽の熱や雪の寒さなどに耐えられる力が必要です。

フッ素は、最高260℃最低マイナス-100℃と幅広い状況で使用可能とされています。

【特徴2】 耐候性

フッ素塗料は、外壁との密着性が高く寿命の長い塗膜により、剥がれにくくキズに強い特徴があります。紫外線に強いので、屋外でも長い耐久性を発揮します。耐用年数が15年~20年と塗料の中では抜群に長いのが特徴です。

【特徴3】 非粘着性

汚れやゴミが付着しにくく、付着しても雨水などで簡単にはがすことができます。

フッ素加工されているフライパンを想像するとわかりやすいでしょう。

【特徴4】 耐摩耗性

フッ素の持つ滑り性の特徴から、塗膜の表面が砂などの硬い物でこすられても影響が少ないとされています。

2. フッ素塗料のメリット・デメリット

フッ素塗料のメリット・デメリット

2-1. フッ素塗料のメリット

【メリット1】高耐久・防汚性に強い

フッ素塗料の最大の特徴は高耐久であることです。高耐久で耐用年数が長期的にな為に、シリコン塗料やウレタン塗料に比べて外壁塗装の機会が少ないのが特徴です。

その為に、長期的に捉えるとメンテナンス費用を節約することができます。

【メリット2】 塗装直後の光沢が持続する

フッ素塗料は、ツヤがある塗料です。より耐久性が高まりますし、綺麗な光沢で美観が長続きします。

2-2. フッ素塗料のデメリット

【デメリット1】 施工費が高額

最近では価格が落ち着いてきたとはいえ高額であるため、まだ一般的とはいえません。

4. フッ素塗料の相場価格

2-1. フッ素塗料の建坪別の価格相場

延べ床面積 相場価格
82m²(25坪) 598,500
99m²(30坪) 672,000
151m²(35坪) 724,500
163m²(40坪) 787,500
173m²(45坪) 829,500

2-2. フッ素塗料の単価相場

フッ素塗料の施工単価 3,800~4,800円/㎡

一般住宅よりもビルや商業施設で使われている塗料です。六本木ヒルズや東京スカイツリーまた、航空宇宙産業機器にも使われていることで、いかに優秀な塗料なのかがわかりますね。

とはいえ、最近はフッ素の種類がだいぶ増えてきています。今後メーカーの努力によって一般的な塗料になる可能性は十分にあるでしょう。

今は、外壁はシリコン塗料で屋根をフッ素塗料にするなど、使い分けしても良いと思います。

4. フッ素塗料の施工は業者の知識が鍵となる

これはどの塗料にも言える事なのかもしれませんが、フッ素塗料は使用方法を守って塗装しないと性能が発揮されません。

下地処理をしっかりしないと、密着性が薄れすぐに剥がれてしまうでしょう。

せっかく高品質の塗料ワンランク上の仕上がりを求めていたのに、これじゃどうしようもありません。高額な塗装だけにやり直すにも大変です。

そこで、業者選びがとても重要になるのですが、まだまだ一般的で無い事からフッ素塗料での実績が豊富な業者が数多くないというのが現状です。よく実績もわからないような業者は絶対に選んではいけません。必ず評判の良い業者を選ぶようにしてください。

また、フッ素塗料によって建物自体の耐用年数を延ばす事は不可能です。

まとめ

フッ素塗料がいかに優れているかはご理解いただけたかと思います。しかし、やはり高額のため、実際に使用している方が少ないため、口コミや評判をなかなか聞く事ができません。

今は、「フッ素塗料というものがあるんだ・・・」くらいの認識で、価格が下がってきたら使用を検討するのも良いと思います。

家の手入れ計画を長期間で考えて、初期費用がかかったとしてもトータルで安く済むならフッ素塗料を使おうと決めた場合は、必ず業者選びは慎重に行ってください。

過去の実績やどれだけの知識があるなど、複数の業者から話を聞いて優良店を見つけましょう。

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だからこそ、依頼をする業者は慎重に選ぶべきです。

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