外壁塗装の相場価格と費用まとめ
外壁塗装は電化製品のように既製品を購入するようなものではなく、あなたの住宅に合わせたオーダーメイドの商品です。そのため外壁塗装は相場が不透明になりがちで
「どれくらいの予算が必要なのか?」
「リフォーム業者から見積書を提出されたけど高いのか安いのかわからない」
という相談をよく聞きます。
外壁塗装の相場価格については専門の塗装業者に相談をするのが一番ですが、建物の坪数などがわかっていればおおよその費用相場をすることができるんです。今回は、これから外壁塗装を始める方に向けて、価格や費用相場を具体的に解説してきます。
目次
外壁塗装の相場を知る必要性
まず始めに、「なぜ、外壁塗装の相場を知る必要があるのか?」と言うと、業者トラブルを未然に防ぐ為です。
上記の図は(独)国民生活センターに寄せられた訪問販売よるリフォーム工事のトラブル件数の統計です。2014年をピークに減少傾向にあるもの、1日約18件ものリフォームトラブルの相談が寄せられ、内容に関しては、予算はどれくらい必要なのかといった価格についての相談が多数です。
この統計はあくまでも訪問販売に限定された相談件数なので、実際のトラブル件数はさらに多いでしょう。
費用相場を知っておけば、見積もり内容が適正価格であるのか判断ができるので、業者トラブルのリスク回避つながります。
延べ床面積別の外壁塗装の費用相場
実際に外壁塗装の費用相場について確認していきましょう。
外壁塗装で最もスタンダードなシリコン塗料で塗装をするケースを想定しています。
外壁塗装・屋根塗装の費用相場
延べ床面積 | 相場価格 |
---|---|
82㎡(25坪) | 987,000円 |
99㎡(30坪) | 1,123,500円 |
151㎡(35坪) | 1,249,500円 |
163㎡(40坪) | 1,386,000円 |
173㎡(45坪) | 1,627,500円 |
※外壁:シリコン塗料、屋根:シリコン塗料を使用。
※軒天、破風板、雨戸などの付帯部の価格を含む。
外壁塗装のみの費用相場
延べ床面積 | 相場価格 |
---|---|
82㎡(25坪) | 808,500円 |
99㎡(30坪) | 913,500円 |
151㎡(35坪) | 1,008,000円 |
163㎡(40坪) | 1,102,500円 |
173㎡(45坪) | 1,186,500円 |
※外壁:シリコン塗料を使用。
※軒天、破風板、雨戸などの付帯部の価格を含む。
屋根塗装のみの費用相場
延べ床面積 | 相場価格 |
---|---|
56㎡(25坪) | 325,500円 |
66㎡(30坪) | 367,500円 |
77㎡(35坪) | 409,500円 |
87㎡(40坪) | 462,000円 |
97㎡(45坪) | 504,000円 |
※屋根:シリコン塗料を使用。
※軒天、破風板、雨戸などの付帯部の価格を含は含まない。
外壁塗装は80万円〜150万円が相場
住宅の大きさや使用する塗料、劣化症状によって150万円を超える場合もありますが、80万円〜150万円が外壁塗装の相場価格の目安となります。
平均的な30坪代の住宅で見積もり価格が150万円を超える場合は、塗料のグレードを確認してみましょう。
スタンダードなシリコン塗料を使用して、見積もり価格が150万円を超える場合は、塗装面積と施工単価を確認しましょう。
外壁塗装の適正価格を調べる方法
あなたの住宅の塗装費用をできるだけ正確に予測するために、塗装業者も行っている外壁塗装の単価相場で費用を計算する方法について解説していきます。
1.まずはあなたのお家の塗装面積を知ろう!
まずは、塗装をする外壁面積を算出します。外壁の塗装面積は1F・2Fの延べ床面積を下記の式に代入すれば簡単に計算することができます。
【塗装面積=延べ床面積(1F・2Fの合計)/m2×係数(1.2~1.3)=外壁面積】
【例】 延べ床面積100m2(30坪の場合)
100m2(30坪)×1.3(係数)=130m2(外壁面積)
2.外壁塗装の見積もり項目をチェックしよう!
あなたのお家の正確な塗装費用を計算する為に、必要なことは外壁塗装の見積もり項目を把握するということです。
例えば、料理をする際、「どんな材料が必要で、どんな手順を踏めば良いのか?」というレシピがありますよね。レシピ通りに材料を集めて、手順通り調理をするからこそレシピ通りの美味しい料理ができる訳です。
外壁塗装もこれと同じです。その中で、「見積もり項目を理解する」とは、「どんな材料が必要で、どんな手順で外壁塗装が行われるのか?」というレシピを知ることと同じなのです。
なので、まずは外壁塗装の見積もり項目を理解することが重要です。
外壁塗装の費用の内訳表
外壁塗装の見積もりの内訳は下記の通りです。
工程 | 単価 | 数量 | 合計 |
---|---|---|---|
共通項目 | |||
足場・メッシュ | 800円/㎡ | 190㎡ | 152,800円 |
外壁塗装 | |||
高圧洗浄 | 200円/㎡ | 140㎡ | 28,000円 |
養生費 | 300円/㎡ | 140㎡ | 42,000円 |
下地調整 | 300円/㎡ | 140㎡ | 42,000円 |
下塗り・中塗り・上塗り | 2,300円/㎡ | 140㎡ | 350,000円 |
木部・鉄部・付帯部塗装 | |||
軒天井 | 1,200円/㎡ | 26㎡ | 31,200円 |
破風板 | 1,000円/㎡ | 32㎡ | 32,000円 |
雨樋 | 800円/㎡ | 53㎡ | 42,400円 |
雨戸 | 2,500円/枚 | 10枚 | 25,000円 |
屋根塗装 | |||
高圧洗浄 | 200円/㎡ | 66㎡ | 13,200円 |
下塗り・中塗り・上塗り | 2,300円/㎡ | 66 ㎡ | 151,800円 |
縁切り | 450円/㎡ | 66㎡ | 29,700円 |
合計 | 898,100円 | ||
【備考】 |
このようにあなたのお家の外壁面積が分かれば、後は外壁面積と各施工単価を掛け算するだけで簡単に外壁塗装の費用を計算することができます。
【見積もりの内訳に関する注意点】
足場費用の値引きや高圧洗浄の費用の値引きなどは、下地補修や塗料の単価などに上乗せされている場合があります。見積もり価格の妥当性を確認する場合は、施工項目の単価相場とかけ離れていないかを確認することが大切です。
3.外壁塗装の工事内容と施工単価について理解しよう
足場の費用相場と施工単価
種類 | 施工単価 |
---|---|
単管足場 | 600~800円/㎡ |
単管ブラケット足場 | 700~1,000円/㎡ |
クサビ(びけ)足場 | 1,000~1,200円/㎡ |
まず外壁塗装以外の作業費用として、足場の設置があります。
外壁塗装の際は必ず足場を設置することになるので、外壁塗装の費用として大きなうウェイトを占める要素となります。
その中で、外壁塗装工事で使用される足場には3種類あり、それぞれ単価も異なります。外壁塗装で使用される足場の単価は下記の通りです。
- 単管足場
- 単管足場ブラケット足場
- クサビ(ビケ)足場
どの足場を組むかは業者によっても違ってきます。まれに天井の低い平屋や、1階部分の屋根が広いお家などは、脚立のみで塗装作業が行える場合もありますが、ほとんどのお家の外壁工事では足場が必要不可欠になります。
また、自社で足場を保有している方が、レンタルしている業者よりも費用は安くなります。一般的な30坪の住宅の外壁塗装で、足場の相場費用は15万円〜20万円ほどになります。
足場の種類や施工単価に関して具体的に知りたい方は外壁塗装の足場の単価相場と基礎知識をお読み下さい。
高圧洗浄の費用相場と施工単価
種類 | 施工単価 |
---|---|
通常洗浄 | 200~250円/㎡ |
トルネード洗浄 | 200~300円/㎡ |
バイオ洗浄 | 200~300円/㎡ |
高圧洗浄は外壁塗装を行う前に、家全体を水洗いする工程です。
外壁塗装の前にお家全体を水洗いすることによって、経年劣化で外壁に付着した、汚れ、カビなどを洗浄します。
一般的に高圧洗浄の見積もり項目は、「外壁の平米数+屋根の平米数×高圧洗浄の平米単価(200円〜250円)」の計算式で算出された価格が記載されているケースが多いです。
見積もり費用が相場よりも高額な会社や、悪徳業者の場合、この高額洗浄の費用が高額になっている場合があります。その場合、平米単価で500円~700円と相場よりも高い価格で掛け合わせていることがあり、高圧洗浄の費用の項目は注意して確認することが重要です。
養生の費用相場と施工単価
種類 | 施工単価 |
---|---|
養生(マスキング) | 250〜400円/㎡ |
養生は外壁塗装を行わない箇所を、養生テープやビニールなどで覆い保護をする工程です。
主にサッシや窓、車など塗装しない場所、または塗装が飛散して汚してはいけない場所を保護をする目的で行われます。
養生の出来栄えによって、仕上がりも変わってきます。外壁を塗り替えてキレイになったはずなのに、なぜか雑に見える時は、養生で塗り面と塗らない面の境界線がうまく出せてない時にそう見えます。
つまり、養生テープの貼り方一つで美観に差が出る重要な工程なのです。
養生の一般的な住宅での費用は4万円~6万円になります。
木部・鉄部塗装の錆止めの費用相場と施工単価
種類 | 施工単価 |
---|---|
サビ止め塗料(JISK5621〜JISK5625) | 100円〜200円/㎡(単価) |
変性エポキシ系サビ止め塗料(住宅で幅広く採用) | 800円〜900円/㎡(単価) |
塗料を塗る前に、鉄部(戸袋、雨戸、破風板等)にサビ止めを塗って、サビの発生を抑えます。単価はサビ止め塗料のグレードによって大きく変わります。
変性エポキシ系のさび止塗料は高額ではありますが、住宅に最適なサビ止め塗料として現在で最もスタンダードなものとなりました。一方で、業者によってはサビ止めの項目は価格を上乗せしやすいポイントの為に、1200円/㎡や2000円/㎡といった施工単価だった場合は注意が必要です。
木部・鉄部塗装のケレンの費用相場と施工単価
種類 | 施工単価 |
---|---|
1種ケレン | 2,000〜2,500円/㎡(単価) |
2種ケレン | 1,400〜2,200円/㎡(単価) |
3種ケレン | 500〜1,200円/㎡(単価) |
4種ケレン | 200〜400円/㎡(単価) |
ケレンとは雨戸などの鉄部を塗装する際に行う下地調整です。
錆びた表面に塗装をしても下地の吸着が悪く、すぐに塗装が剥がれてきてしまうのは容易に想像ができますよね?
なので、サビの発生している部分をヤスリがけを行い、サビを落とし、表面を塗装ができる状態にする作業をケレンと呼びます。
上記に挙げたケレンの単価表ですが、ケレンは1種〜4種まであり、それぞれ単価が異なります。
単価が異なりますが、ケレンの1種〜4種はサビの発生レベルと捉えてもらえると間違いがありません。
塗装面をヤスリで擦り、わざと傷を付けて、塗装の密着性を高めます。サビの状態が激しい場合にはそれだけ費用も高くなります。
外壁塗装の諸経費の費用相場
種類 | 施工費用 |
---|---|
諸経費の相場 | 10,000万〜50,000円 |
外壁塗装工事における諸経費は、運送費や駐車場代などとは別に、実際の工事とはあまり関係の無い部分についての項目が含まれている為、見積書の中では「諸経費」としてひとくくりにされている事が多いです。
この諸経費については、こちらから質問をしない限りは、項目の詳しい内容など、業者から教えてくれる事はほぼありません。
実はこの諸経費は、最も業者が値引きをしてくれる部分なので、諸経費の内容をきちんと業者に質問をして、もう少し安くならないものなのか、交渉してみる価値はあると思います。特に予算の無い方はぜひ交渉してみてくださいね。
塗料の施工単価
種類 | 施工単価 |
---|---|
アクリル塗料 | 1.400円〜1.600円/㎡ |
ウレタン塗料 | 2,000円〜2,100円/㎡ |
シリコン塗料 | 2,200円〜2,300円/㎡ |
フッ素塗料 | 3,000円〜3,400円/㎡ |
光触媒塗料 | 3,500円〜4,000円/㎡ |
塗料の費用は外壁塗装の全体の工事費用の6割になります。
塗料には設計価格という定価があり相場が決まっているので大幅に変動することはありません。
外壁塗装を相場価格で行う3つのポイント
外壁塗装の相場が分かっても、実際に相場価格で工事ができる業者に工事を依頼しなければ、適正価格で工事をすることはできません。
ここからは外壁塗装を相場価格で行う為に業者選びのコツについて解説します。
外壁塗装の費用の内訳を知ろう!
それでは、具体的に外壁塗装工事に於ける、具体的な費用の内訳について解説してまいります。
外壁塗装に於ける、具体的な費用の内訳については下記の通りです。
これが、外壁塗装工事に於ける費用の具体的な内訳となります。
この内訳からも理解できる通り、外壁塗装工事は一般の人にとって不透明な部分が多く、残念ながら手抜き工事やボッタクリが発生しやすい工事と言われています。
だからこそ、上記に挙げた外壁塗装の価格相場から大きくかけ離れていたり、見積書の内容が一般的な費用の内訳からかけ離れていた場合は注意が必要です。
特に、極端に安かったり、大幅な値引きに応じる業者は注意が必要です。後々のトラブルとなる可能性があるので注意をする必要があります。
住宅の状態を確認する為に現地調査を依頼しよう!
まず、家の塗り替えを決意したら、いくつかの業者に連絡をして「現地調査」を依頼しましょう。
ここでのポイントは自社直接施工を行っている塗装業者か、”建築士”や”劣化診断士”といった外壁検査で影響力を持つ資格や免許を持っている人に外壁を検査してもらうことがポイントです。
担当する営業マンが外壁検査をするケースもありますが、やはり実際に現場で仕事をするプロや、”建築士”や”劣化診断士”といった建築に特化した資格を持った専門家にしっかりと検査してもらうことが重要です。
そして、専門家に正確に劣化具合を診断してもらい、「どのような工事が必要」、「どのくらいの費用がかかるのか」を記した「調査診断書」を提出してもらうことがオススメです。
そもそも、外壁塗装工事は、実際に家の状態を見なければ、正確な見積もりはできません。そして、お客様のご要望を伺うことができません。
最近では、インターネットで外壁塗装キャンペーンとして、外壁塗装工事をパッケージとして売りだす業者も増えてきました。
しかし、実際には「外壁塗装パッケージだから」という理由で現地調査をしない業者であったり、トラブルの原因となるのであまりオススメすることはできません。
「現地調査」や「調査診断書」は、一般的な塗装業者であれば”無料”で提出してくれるので、遠慮せずに、要求することが大切です。
これらを踏まえた上で、納得できる提案や内容を提示してくれた業者に、細かな工事工程ごとの「見積もり書」を提出してもらい、工事の契約・発注という流れで商談を進めると、優良業者を見極められるようになります。
ここでの重要なポイントは突然、営業マンが訪問してきても、すぐに見積もりを依頼するのではなく、「現地調査」や「仕様書」を提出してもらい、あなたが納得した上で見積もり依頼をされることが重要です。
外壁塗装の見積書でチェックするポイント
【ポイント1】明瞭見積書で確認することが大前提
「現地調査」及び「調査診断書」でザックリとした費用と必要な工事について把握して、いよいよ具体的な見積書を提出してもらう訳ですが、どのような項目について、何をチェックすればいいのでしょうか。
まず、見積書をチェックする前の前提として明瞭見積書を提出してもらうことが重要です。
「明瞭見積書?」と疑問に感じる方もいらっしゃると思いますが、外壁塗装の場合、[外壁塗装工事【一式】〇〇万円]といったように、ザックリとした見積書を提出されることがあります。
このようなザックリとした見積もりでは後々、業者トラブルの原因になるので、「何に、いくらかかるのか?」といった見積もりの根拠が明確に記載されている明瞭見積書を提出してもらうことが重要です。
1社からしか見積書をもらっていない場合は、「そういうものなのかな?」と思ってしまうことから費用の内訳には触れない人が大半です。大半ですが、追加費用の発生や、業者との「言った、言わない」の業者トラブルを未然に防止する為にも、明瞭見積書を提出を提出してもらいましょう。
【ポイント2】塗装箇所が見積書にすべて記載されているか
外壁塗装で一番多いトラブルが、最初に聞いていない追加工事による追加請求のトラブルです。
悪徳業者の中には追加工事で追加費用を得る為に、”あえて”見積書を不明瞭なものにしている業者もあるようですが、施主と業者との認識の食い違いから発生する施工のトラブルや費用のトラブルを避ける為にも、”塗装箇所が見積書に全て記載されているか否か”を書面で残しておくことが重要です。
外壁や屋根は当然ですが、業者との食い違いが起こりやすい箇所、雨樋、軒、破風板、水切り、雨戸、霧除けなど、項目に含まれているかを見積書から確認しておくことが重要です。
逆に、”塗らない箇所”を書面に残してもらうことも有効です。特に、2回のバルコニーの床や外の門や塀、雨戸、戸袋などは業者との食い違いが起きやすいポイントですので必ず、事前に確認をしておきましょう。
【ポイント3】足場、養生シートに関する項目があるか
足場組み払い、飛散防止ネット、養生シートなどの記載がされているかを確認します。
例えば、「足場組み払い」の項目がなく、営業マンが「今回はサービスで足場代は無料にします!」と言ってきた場合は、実は「塗料代に上乗せされていた」という場合があります。
このような手法で”お得感”をアピールする業者はオススメできません。
また、「足場を組まないので割引になります」という業者も良心的なように見えますが、信用してはいけません。
「職人の安全」や、「施工品質の低下」を無視しているので、いくら安価でも外壁塗装自体が、失敗する恐れがあります。
このように業者の誠実さを測定する意味でも、これらの足場・養生に関する項目をチェックしておくことが重要です。
最後に明瞭見積書のサンプルをご紹介します。ぜひ外壁塗装リフォームの参考してください。
まとめ
いかがでしたか?外壁塗装の相場についてご理解頂けたかと思います。
外壁塗装の相場は透明性が無く、一般の方にとってわかり難しい建築用語が使用される為に施主自身がしっかりと確認することが重要です。
また、現地調査の際はしっかりと立会い業者と一緒に劣化箇所を確認することが重要です。
トラブルなく外壁塗装を成功させるなら
外壁塗装は、修繕規模によっては何百万円もの費用がかかります。
だからこそ、依頼をする業者は慎重に選ぶべきです。
いえぬりでは、資格保有のアドバイザーがお客様に合った業者選びのお手伝いをさせていただきます!